〈ア行〉
アンカー方式(あんかーほうしき)
太陽電池モジュールを設置する施工方法の事。スレート屋根や瓦屋根など幅広い屋根材に対応できる一般的な施工方法。
IHクッキングヒーター(あいえいちくっきんぐひーたー)
オール電化住宅の象徴的な器具として扱われていることからも分かるのように、ガスを使わず、電気のみで稼働する調理器具の事。
売電(うりでん)
余った電気を電力会社に売る事。
エコキュート(えこきゅーと)
大気中の熱でお湯を沸かす電気温水器。比較的に機器が複雑で高価であるが、従来式燃焼式給湯器と比較して給湯にかかる光熱費が抑えられる。
エネファーム(えねふぁーむ)
空気中の酸素から電気とお湯を作ることが出来るシステム。電気は、照明や家電製品に。お湯は、キッチンやお風呂に。また、床暖房などの快適設備と組み合わせることができ、環境にも優しい事から、注目されているエネルギーシステム。
塩害地域(えんがいちいき)
塩害の可能性がある海岸近くの地域の事。塩害地域に太陽光発電を設置する際は、腐食、及び電食防止の対処済みのものが必要です。各メーカーで対応しているので、必ず問い合わせる事が必要です。
オール電化(おーるでんか)
ガスは使わず、住宅にある生活家電をすべて電力によりまかなえるようにする事。太陽光発電の普及とともに、光熱費の抑制の期待ができる事から注目を集めています。
温室効果ガス(おんしつこうかがす)
太陽からの熱を封じ込め、地表の温度を上昇させる二酸化炭素及びメタンなどのガスの事で地球に温室効果をもたらすガス。
〈カ行〉
買電(かいでん)
電気を電力会社から買う事。
外部モニター(がいぶもにたー)
発電電力量、環境低減効果などを外部のモニターなどに表示するものです。
壁設置型(かべせっちがた)
架台(支持金物)を壁に取り付けて太陽電池を設置するもの。標準的な太陽モジュールに使用される。
壁建材型(かべけんざいがた)
太陽電池が壁建材にもなるもの。カーテンウォールなどがある。
寒冷地域(かんれいちいき)
北海道、東北地方、北陸地方、甲信地方、日本海側の地方(近畿・中国)の事。寒冷地域に設置する際は、氷結・融解、積雪対策が必要となる。
〈サ行〉
出力保証(しゅつりょくほしょう)
メーカーが発電能力(出力量)を保証する制度。ソーラーパネルは10年以上の長期間にわたって使用するため、途中で発電量が低下すると、初期投資の回収が困難になってしまったり、家庭の経済計画が大きく狂ってしまいますので各メーカーは出力量を10年以上の単位で保証しています。しかし、一般的な家電製品の保証とは保証内容が違うため、出力保証といわれています。モジュール出力保証や発電力保証や製品保証とも呼びます。
スマートグリッド(すまーとぐりっど)
直訳すると 、【スマート(Smart)】=【賢い】+【グリッド(Grid)】=【電力網】、となります。【グリッド】=【電力網】とは、発電・送電・配電など電力に関することで、「次世代電力網」とも言われています。
スマートメーター(すまーとめーたー)
通信・管理機能を備えた電力メーター。家電製品や照明などに接続することで、それぞれの消費電力や太陽光発電などで発電した電力をリアルタイムに把握できるシステムです。
スリムマウント式(すりむまうんとしき)
太陽光発電システムの太陽光モジュールを屋根に設置する際の施工方法の一つです。屋根と太陽電池モジュールとの隙間が少なく、屋根との一体感がある施工方法の事。
ストレート式(すとれーとしき)
太陽電池モジュールと屋根面との隙間が小さく、ストレート瓦向けに開発された施工方法。架台フレームにはアルミを使用する。
ソーラーパネル(そーらーぱねる)
太陽電池パネル、太陽電池モジュールとも呼びます。太陽電池単体(セル)を並べて、パネル状に並べたものをソーラーパネルと呼びます。ソーラーパネルを多数並べた場合は「ソーラーアレイ」と呼びます。
接続箱(せつぞくばこ)
ソーラーパネルで発電された電気を集める周辺機器。太陽光発電システム的には、ソーラーパネルとパワーコンディショナの間に設置されます。
全量買取り(ぜんりょうかいとり)
余った電気を電力会社に売ること。 売電と同じ意味。
〈タ行〉
太陽光発電補助金制度(たいようこうはつでんほじょきんせいど)
太陽光発電システムを導入する際、費用の一部が補助金として交付される事。各自治体によって異なります。
太陽光発電(たいようこうはつでん)
太陽光を太陽電池を用いて直接的に電力に変換する発電方式である。地球温暖化の原因や排出量や送電コストを抑えることのメリットがある。
太陽電池(たいようでんち)
光エネルギーを直接電力に変換する電力機器。
太陽電池モジュール(たいようでんちもじゅーる)
太陽電池を複数枚直並列接続したパネル状の製品。
太陽電池パネル(たいようでんちぱねる)
太陽電池モジュールの事。
太陽光発電協会(JPEA)(たいようこうはつでんきょうかい)
太陽光発電の普及と産業発展に努める為に1987年に設立された協会の事。
太陽光発電普及拡大センター(たいようこうはつでんふきゅうかくだいせんたー)
太陽光発電導入の補助事業を行い、太陽光発電システムの価格低下を目指し、活動を行っている。
多結晶シリコン太陽電池(たけっしょうしりこんたいようでんち)
主流になっている太陽電池のひとつ。単一ではなく小さな結晶を集めて生成したシリコン型半導体を組み合わせて製造した太陽電池で、変換効率は単結晶に劣りますが、より安価です。
単結晶シリコン太陽電池(たんけっしょうしりこんたいようでんち)
太陽電池の種類のひとつ。最も歴史のある太陽電池で、単一の結晶状態のシリコン型半導体を組み合わせて製造します。発電能力は高いのですが、高価になりがちです。
蓄電池(ちくでんち)
日照量の少ないとき及び、夜間の発電しない時など、電力量を補う時の為に電力を貯蔵をする事。
直流(ちょくりゅう)
電気の流れがプラスからマイナスに一直線に流れる電気の事。
電力量計(でんりょくりょうけい)
余った電力を電力会社へ売電、電気を使う場合に買電したりする為に必要な機器の総称の事。
〈ナ行〉
日射量(にっしゃりょう)
太陽からの放射エネルギー量を測定したもの。
〈ハ行〉
ハイブリッド太陽電池(はいぶりっどたいようでんち)
太陽電池のひとつ。太陽電池は温度が高くなると変換効率が低下しますが、それを回避するために、アモルファスシリコンと単結晶を組み合わせて製造した太陽電池。
薄膜型太陽電池(はくまくがたたいようでんち)
太陽電池の形状の種類。高価なシリコンを使用する量を減らすことを目的に、薄くスライスして製造した太陽電池。
発電効率(はつでんこうりつ)
太陽の光エネルギーを100%とした場合、何%を電気エネルギーに変換できたかを表す割合の事。
発電モニタ(はつでんもにた)
太陽光発電システムにおいて、発電した電力と消費電力、電力会社への売電状況をリアルタイムで表示することができる周辺機器。
パワーコンディショナ(ぱわーこんでぃしょな)
太陽光発電システムにおいて、ソーラーパネルによって発電された直流電力を交流電力に変換するための周辺機器の事。
ひさし型(ひさしがた)
ひさしのように、太陽電池モジュールを設置する事。
避雷設備(ひらいせつび)
太陽光発電システムの設置により、20mを超える高さになった場合に対象となる。
変換効率(へんかんこうりつ)
太陽電池が吸収した太陽光エネルギーが、どれだけの電気エネルギーに変換出来るか示す値の事。
〈マ行〉
メガソーラー(めがそーらー)
次世代エネルギー構想の話題でもおなじみになった、大規模太陽光発電施設の事。
〈ヤ行〉
屋根置き型(やねおきがた)
屋根に架台フレーム取り付け、その上に太陽電池モジュールを設置する方式。
屋根建材型(やねけんざいがた)
太陽電池に防火性能と屋根材機能を備えたもの。
余剰電力量(よじょうでんりょくりょう)
日中に発電した電力で使用されず余っている電力の事。
〈ラ行〉
ルーバー型(るーばーがた)
開口部のブラインド機能を持つタイプ。