太陽光発電を選ぶにあったって、価格の安さやメーカーのブランド力だけに左右されないという事が大切です。設置場所の日照条件や屋根の形、周囲の環境などによっても、最適な太陽光パネルの種類やメーカーは、それぞれ異なってきます。せっかく太陽光発電を設置しても、適切なものでない場合、期待した発電量が得られなかったり、場合によってはほとんど意味を成さないものになってしまう場合もあります。ここではメーカー毎の特徴などが知れます。適切な太陽光発電を知り、適切な選択をしましょう。
太陽光発電主要メーカー 一覧
〈国内主要メーカー〉
〈海外主要メーカー〉
太陽光発電メーカーの性能比較
メーカー名 | 形式(一例) | 太陽電池の種類 | 公称最大出力 | 変換効率 | 1kwあたりの相場価格 |
シャープ (日本) | NQ-195AA | 単結晶 | 195W | 16.90% | 約40-42万円 |
京セラ (日本) | KJ200P-3CUCE | 多結晶 | 200W | 17.10% | 約40-42万円 |
パナソニック (日本) | VBHN240SJ01 | 単結晶 | 240W | 18.70% | 約48-50万円 |
東芝 (日本) | SPR-240NE-WHT-J | 単結晶 | 240W | 19.30% | 約47-49万円 |
三菱電気 (日本) | PV-MA2120J | 単結晶 | 212W | 14.90% | 約40-42万円 |
ソーラーフロンティア (日本) | SF160-S | CIS | 160W | 13.00% | 約40-42万円 |
フジプレアム (日本) | FC-220 | 単結晶 | 220W | 17.00% | 約40-42万円 |
ホンダソルテック (日本) | HEM135PCB | CIGS | 135W | 12.00% | 約40-42万円 |
サンテックパワー (中国) | STP195S-24/Adb+ | 単結晶 | 195W | 15.30% | 約38-40万円 |
ハンファソーラー (中国) |
SF160-24-1M 200L-M | 単結晶 | 200W | 15.60% | 約38-40万円 |
トリナソーラー (中国) |
TSM-PC05A | 多結晶 | 260W | 15.90% | 約38-40万円 |
カナディアン・ソーラー (カナダ) |
CS6A-215MM | 単結晶 | 215W | 16.54% | 約38-40万円 |
インリソーラー (中国) |
YL255C-30b | 単結晶 | 255W | 15.60% |
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※2012年9月現在
- 単結晶シリコンとは
価格が高くなってしまうのが欠点ですが、発電効率が高いというメリットがあります。
- 多結晶シリコンとは
発電効率は単結晶パネルに劣りますが、安価で生産しやすいことから、最も広く普及しています。
- CIS(カルコパイライト)とは
化合物半導体を利用した太陽光パネルで、シリコンを使用せず、銅・インジウム・セレンを組み合わせて製作します。薄型でも効率のよい発電が可能で、多結晶の太陽電池に該当するため、量産にも適しています。高温下でも発電効率の低下が少なく、影や日陰でも発電でき、耐久性が高いのが特徴です。